※イスラエルやパレスチナに関にかんする日本にっぽん時間じかん4月つき20日にちの動うごきを随時ずいじ更新こうしんしてお伝おつたえします。

イランの複数ふくすうのメディアは、19日にち、中部ちゅうぶのイスファハン州しゅうにある空軍くうぐん基地きちの近ちかくで爆発ばくはつがあり、複数ふくすうの小型こがた無人むじん機きが撃墜げきついされたと伝つたえました。

これについてイスラエルは何なにも発表はっぴょうしていませんが、アメリカの複数ふくすうのメディアはアメリカやイスラエルの当局とうきょく者しゃの話はなしとしてイスラエルによる攻撃こうげきだと伝つたえています。

このうちABCテレビはアメリカ政府せいふ高官こうかんの話はなしとして、イスラエルがイランの大だい規模きぼ攻撃こうげきに対にたいする対抗たいこう措置そちとして複数ふくすうのミサイルで攻撃こうげきしたと報ほうじたほか、ワシントン・ポストはイスラエル当局とうきょく者しゃの話はなしとして「イスラエルにはイラン国内こくないを攻撃こうげきする能力のうりょくがあることを伝つたえる意図いとがあった」としています。

また、イタリアで開ひらかれていたG7＝主要しゅよう7か国かこくの外相がいしょう会合かいごうのあと、議長ぎちょう国こくイタリアのタヤーニ外相がいしょうは「アメリカは直前ちょくぜんに知しらされていた」と述のべ、イスラエルがアメリカ側がわに直前ちょくぜんに通告つうこくしていたことを明あきらかにしました。

一方いっぽう、イランのアブドラヒアン外相がいしょうは「撃墜げきついされた無人むじん機きはいかなる被害ひがいももたらさなかった」とした上うえで、「もしイスラエルがイランの国益こくえきに対にたいしてまた行動こうどうを起おこすなら、イランは直ただちに断固だんことした対応たいおうをとる」とイスラエルをけん制けんせいし、予断よだんを許ゆるさない状況じょうきょうが続つづいています。

米べいホワイトハウス報道ほうどう官かん「現時点げんじてんでコメントはない」

アメリカ・ホワイトハウスのジャンピエール報道ほうどう官かんは19日にち、記者きしゃ会見かいけんで、アメリカの複数ふくすうのメディアがイラン中部ちゅうぶであった爆発ばくはつはイスラエルによる攻撃こうげきだと伝つたえていることについて「中東ちゅうとうからの報道ほうどうに多おおくの関心かんしんが集あつまっていることはわかっているが、現時点げんじてんでコメントはない」と述のべるにとどめました。

その上うえで「一般いっぱん的てきなことを言いえばわれわれは当初とうしょから紛争ふんそうがエスカレートするのを望のぞんでいないと明確めいかくにしてきた」と述のべました。

ジャンピエール報道ほうどう官かんは会見かいけん中ちゅう、イスラエルの対抗たいこう措置そちに関連かんれんする質問しつもんを記者きしゃ団だんから繰り返くりかえし受うけましたが、一貫いっかんして具体ぐたい的てきな発言はつげんを避さけ、中東ちゅうとう地域ちいきでの緊張きんちょうの高たかまりにつながらないよう慎重しんちょうな対応たいおうに徹てっしたとみられます。